住友化学、ディーゼル車のDPF事業から撤退…欧州のEVシフトで収益確保が困難

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住化セラミックスポーランドはDPFを製造している
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住友化学は、ディーゼルエンジン車に装着するチタン酸アルミニウム製のDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)事業から撤退すると発表した。子会社の住化セラミックスポーランドを解散する。

住友化学では、2011年9月に住化セラミックスポーランドを設立し、欧州市場向けDPFを製造・販売してきた。欧州で進むEV(電気自動車)シフトや、フォルクスワーゲンのディーゼル車不正問題によるディーゼル需要が低迷するなど、自動車業界を取り巻く環境が変化する中で、中・長期にわたって安定的に収益を確保することは困難と判断した。

住友化学では、今後も新たな価値創造を通じた持続的な成長を目指し、技術優位性のある分野を中心に経営資源を投入するとしている。

《レスポンス編集部》

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