大井川鐵道SL列車が850万人突破…ヘッドマーク装着や記念切符など

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SL列車の利用者数が850万人を突破。記念切符(写真)の発売や記念ヘッドマークの装着などが行われる。
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大井川鐵道(静岡県)で運転されているSL列車の累計利用者数が11月13日、850万人を突破した。同社はこれを記念してヘッドマークの装着や記念切符の発売などを行う。

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850万人達成記念のヘッドマークは円形のアルミ複合板で、直径66cm。11月23日から26日までの4日間、新金谷11時52分発のSL列車『かわね路1号』と千頭14時53分発の『かわね路2号』に装着される。

記念切符は無人駅も含む金谷~千頭間全19駅の入場券をセットにしたもので、発売額は3000円。蒸気機関車の動輪をデザインした台紙が付く。11月23日から金谷・新金谷・千頭各駅の売店と新金谷駅前プラザロコ売店で販売されるが、11月19日に行われる東武鉄道のイベント「2017 東武ファンフェスタ」会場でも先行発売される。

大井川鐵道は「年間300日以上運転という日本最大規模のSL列車運転に取り組む当社は次の目標を1000万人目の笑顔をお迎えすることと設定し、これからも安全運転・きめ細やかな接客に努めてまいります」としている。

大井川鐵道は蒸気機関車の動態保存運行の先駆けとして知られる地方私鉄。国鉄からC11形蒸気機関車の227号機を購入し、1976年から大井川本線でSL列車『かわね路』の運行を始めた。現在は計4両の蒸気機関車を営業運転用に保有している。SL列車の利用者数は運行開始から8年後の1984年に100万人を達成。以後、1994年に300万人、2004年に500万人、2013年に700万人を突破した。

大井川鐵道全体の利用者は自動車交通へのシフトや少子高齢化などの影響で、減少が続いている。運輸省・国土交通省の公表資料によると、1日の平均通過人員(旅客輸送密度)は1980年度が1619人。それから34年後の2014年度は約1000人少ない645人に落ち込んでいる。ホテル再生事業会社のエクリプス日高(北海道新ひだか町)がスポンサーとなって経営再建を図ることになり、今年6月にはエクリプス日高が大井川鐵道の全株式を取得した。

《草町義和》

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