小坂鉄道の遺産価値をテーマにイベント…駅跡の清掃ワークショップも 12月9・10日

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2009年に廃止された小坂鉄道に残された遺産価値をどのように高めるかをテーマに開催される2日間のイベント。
2009年に廃止された小坂鉄道に残された遺産価値をどのように高めるかをテーマに開催される2日間のイベント。 全 1 枚 拡大写真

大館・小坂鉄道レールバイクは12月9・10日、旧小坂精錬小坂線(小坂鉄道)の遺産価値表出事業として、小坂鉄道に関するバスツアーやシンポジウム、ワークショップを開催する。

主催する大館・小坂鉄道レールバイクは、2009年3月まで秋田県の大館駅(大館市)と小坂駅(小坂町)を結んでいた小坂鉄道の廃線跡でレールバイクを運行している特定非営利活動法人で、小坂鉄道の歴史的な意義を広めることにも取り組んでいる。

今回のイベントは、秋田県の「元気なふるさと秋田づくり活動支援事業」の一環として行なわれるもので、「鉄道遺産、産業遺産として貴重な小坂鉄道を、いかに遺し活用していくか。その価値を広く共有すると共に今後のあり方について考える」ことをテーマとしている。

12月9日は、小坂鉄道の遺構を訪ねる「小坂鉄道遺産フィールドワーク」と題するバスツアーを、9時から15時30分まで大館駅前発着で開催。その後、16時から18時まで、札幌国際大学観光学部教授の吉岡宏高氏を迎えて「どんなストーリーが小坂鉄道で描けるのか?」と題したシンポジウムを、大館市のホテルクラウンパレス秋北で行なう。

バスツアーの参加費用は1000円で、先着順に24人を募集する。参加申込みは、12月4日まで小坂鉄道レールバイクのウェブサイト、ファックス、電話で受け付ける。シンポジウムは入場無料。

翌12月10日には、ワークショップとして、駅舎や駅構内が残る旧茂内(しげない)駅(大館市)の清掃を行なう。開催時間は10時から11時30分までで、参加は自由。旧茂内駅へは秋北バス「水沢」停留所から徒歩6分程度。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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