巻き込み事故を予防&警告「サイドガードアシスト」…メルセデスが大型トラックに設定

自動車 テクノロジー 安全
メルセデスベンツの大型トラックの「サイドガードアシスト」
メルセデスベンツの大型トラックの「サイドガードアシスト」 全 2 枚 拡大写真

メルセデスベンツは11月17日、大型トラック3車種に「サイドガードアシスト」を設定すると発表した。

サイドガードアシストは、歩行者や自転車の巻き込み事故を防止するための安全装置。交差点を曲がる際などに、大型トラックの内輪差ゾーンに入る動く物体や静止物体を検知。危険が発生した場合には、ドライバーに警告を発する。

サイドガードアシストは車両の側面部分のすべてをモニターし、歩行者や自転車の検出を可能にする。メルセデスベンツによると、視界が制限されている状況下で運転する場合、とくに有効だという。

たとえば、内輪差ゾーンに自転車や歩行者がいる場合、Aピラーの三角形LEDが点灯。システムが衝突の危険性を検出すると、LEDが赤色に点灯し、スピーカーから警報音が鳴る。さらに、センサーは、トラックの内輪差ゾーンに入る信号機や街路灯なども検出。衝突を防止することが可能になる。

なお、このサイドガードアシストは、メルセデスベンツ『アクトロス』、『アントス』、『アロクス』の3車種に設定された。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  3. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る