トヨタ、究極のヴィッツなど「GR」シリーズ4車種を発売…新ブランド第1弾

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トヨタ「GR」シリーズ
トヨタ「GR」シリーズ 全 32 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、モータースポーツ直系の新ブランド「GRシリーズ」の新商品として、『ヴィッツGRMN』『86GR』『アクアGRスポーツ』『プリウスα GRスポーツ』の4車種を発売する。

GRシリーズは、“究極のスポーツモデル”を追求した「GRMN」を頂点として、量産型スポーツモデルの「GR」、多彩なカテゴリーのモデルに展開する「GRスポーツ」の3つのシリーズからなる。

ヴィッツGRMNは、「モータースポーツからの還元」をコンセプトにニュルブルクリンクでのテスト走行や、全日本ラリーに参戦するヴィッツからの知見を盛り込んで開発。最高出力212psを発生する1.8リットル直列4気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載し、パワーとアクセル操作に対するレスポンスを両立する。また基本剛性の高い欧州製3ドアの採用に加え、タワーバー(フロント)やブレースの追加で剛性を強化。さらに専用チューニングのザックス製アブソーバー、トルセンLSD、フロント4ポット+スリット入りローターブレーキ、BBS製軽量鍛造アルミホイール、専用フロントスポーツシートなどを装備。6速MTとの組み合わせで、サーキットから一般道まで意のままに操れる走りを実現する。

また、専用のT-コネクトナビゲーションとトヨタGAZOOレーシングレコーダーを同時に装着することで、サーキットでのラップタイム計測や走行データ分析などができる機能も用意した。

カラーはスーパーホワイトIIの1色のみで価格は400万円。150台の限定販売で、全国のGRガレージ店頭、もしくは専用サイトにて、2018年4月9日~5月13日に商談申込を受け付ける。150台を超す申し込みがあった場合は、5月21日に抽選を行う。

86GRは、2016年2月に100台限定で販売した86GRMNをもとに開発。ブレースを追加して剛性を高めたほか、専用チューニングのザックス製アブソーバー、86GRMNと同じトルセンLSD、高性能ブレーキを搭載。専用メーターやレカロシート等の採用により上質でスポーティな内装とし、高い次元で走りを楽しめるモデルとした。

カラーはクリスタルホワイトパールの1色のみ。価格は496万8000円。

アクアGRスポーツとプリウスα GRスポーツは、気軽にスポーツドライビングを楽しめるモデル。スポット溶接の打点追加(アクア)やブレースの追加(プリウスα、17インチパッケージのアクア)によりボディ剛性を強化したほか、専用チューニングしたサスペンションを搭載し、ハイブリッドならではの低燃費に走る楽しさを付与した。

アクアGRスポーツはライムホワイトパールクリスタルシャイン(オプション)、シルバーメタリック、グレーメタリック、ブラックマイカ、スーパーレッドV、イエロー、ブルーメタリックの全7色を設定。価格は233万2800円。専用リヤルーフスポイラーやLEDイルミネーションビーム、17インチアルミを装備する17インチパッケージも253万8000円で用意する。

プリウスα GRスポーツはホワイトパールクリスタルシャイン(オプション)、シルバーメタリック、グレーメタリック、アティチュードブラックマイカ、ダークレッドマイカメタリック、ダークブルーマイカの全6色を設定。価格は5人乗りが335万1240円、7人乗りが355万6440円。

なお、86GRは12月18日、アクアGRスポーツは11月27日、プリウスα GRスポーツは12月1日より全国のトヨタ販売店を通じて発売する。

《纐纈敏也@DAYS》

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