ユニット化した水素ステーションの利点…三菱化工機が実証実験を開始

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オフサイト型水素ステーション、ハイレグラスの模型
オフサイト型水素ステーション、ハイレグラスの模型 全 4 枚 拡大写真

増えてはいるが、未だ100拠点に満たない我が国の水素ステーション。ガソリンスタンドに比べ建設コストが嵩むことも普及を妨げている原因の1つだ。

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INCHEM TOKYO(21~22日、東京ビッグサイト)で三菱化工機が展示していたのは、ユニット型の水素ステーション「Hy-Regulus(ハイレグラス)」。工場で組み立て、現地まで運んで設置するだけで稼働できる。高圧の水素を扱うため、高い精度が要求される水素ステーションの配管などは、工場で組んだ方が確実に良いものができるそうだ。

では建設コストの面はどうなのだろう。水素を運んできて充填するだけのオフサイト型でも4億円と言われるが、説明員によれば、機械部分のコストはほぼ変わらないと言う。それでも完成まで5ヶ月間を要する通常の水素ステーションと比べ、1カ月は工期を短縮できるのが強みだそうだ。

同社ではHy-Regulusに加え、天然ガスから水素を取り出す小型の水素製造装置「HyGeia-A」と20フィートコンテナによるユーティリティ設備と管理棟などをパッケージ化したオンサイト型の水素ステーションを神奈川県川崎市に建設し実証実験を開始している。これは商用利用出来ない地域のため、燃料電池車に水素を販売することはできないそうだが、水素ステーションのパッケージのモデルとして、またオフサイト型水素ステーションへの供給元としても貢献しそうだ。

これまで小型水素製造装置を20基以上も納入してきた実績がある同社は、今後も水素ステーションの普及を牽引していく存在の1つになっていきそうだ。

《高根英幸》

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