技能五輪2017、トヨタ自動車の4名が金メダル獲得---女性を含む

自動車 ビジネス 企業動向
木型職で金メダルを獲得した松添美海(まつぞえみうみ)さん
木型職で金メダルを獲得した松添美海(まつぞえみうみ)さん 全 5 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、「第55回 技能五輪全国大会」にて、参加した10職種の内、4職種で金メダルを獲得したと発表した。

技能五輪全国大会は、青年技能者の技能レベルの日本一を競う大会として、1963年から開催。55回目となる今大会は11月24日から27日の4日間、栃木県の宇都宮市体育館を含む県内17会場で開催され、42職種に47都道府県から約1300名が参加し技を競い合った。

今大会、トヨタは松添美海(まつぞえみうみ)さんが木型職種で金メダルを獲得。同社が1966年に技能五輪に初参加して以来、女性社員では2人目という快挙を達成した。そのほかでは、阪田翔輝(さかたしょうき)さんが電子機器組立てで、八木沢柾哉(やぎさわまさや)さんが車体塗装で、由里浩毅(ゆりひろき)さんがITネットワークシステム管理で、それぞれ金メダルを獲得。なお、トヨタグループ全体では、合計8個の金メダルを獲得した。

今回の技能五輪全国大会の結果を受けて、豊田章男社長は「若きエンジニアたちが、日々の鍛錬の中で、多くの壁にぶつかりながらも自分自身の限界を乗り越え、それが結果に繋がったことを大変嬉しく思っている。今後も、モノづくりを支え、発展させていくため、そしてもっといいクルマづくりのために、より高い技能を追求し続けて欲しい」とコメントした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 軽キャン人気継続も新型キャブコン登場で話題…キャンピングカーランキング 5月
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る