メルセデス CLS 新型、マイルドHVを搭載【ロサンゼルスモーターショー2017】

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メルセデスベンツCLSクーペ 新型
メルセデスベンツCLSクーペ 新型 全 10 枚 拡大写真

メルセデスベンツは11月29日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー2017において、新型『CLSクーペ』を初公開した。

画像:メルセデス CLS クーペ 新型

初代『CLSクラス』は、『Eクラス』のシャシーをベースにした4ドアクーペとして誕生。現行CLSクラスは2世代目モデルで2010年秋、パリモーターショー2010で発表された。2012年6月には、クーペのデザインとステーションワゴンの機能を併せ持つ『CLSシューティングブレーク』を追加し、バリエーションを拡大させた。

このCLSクーペの新型が、ロサンゼルスモーターショー2017でワールドプレミア。新型は3世代目モデル。4ドアクーペデザインに、いっそうの磨きをかけて登場した。フロントには、メルセデスベンツのクーペに共通するダイヤモンドグリルを装着。サイドデザインは、高いアーチ状のウエストラインとフレームレスのウィンドウが特徴。

新型CLSクーペのインテリアは、乗車定員が5名。後席の背もたれは40/20/40の3分割で折り畳め、520リットルの荷室を拡大できる。照明は64色で、個別に調節が可能。

ガソリンエンジン搭載車は当初、「CLS 450 4MATIC」の1グレードのみ。直列6気筒ガソリンエンジンは、新世代の環境パワートレインに位置付け。この直列6気筒ガソリンエンジンは、「EQブースト」と呼ばれる統合スタータ/発電機と、48ボルトの電気システムを採用するマイルドハイブリッドとなる。

エンジンとトランスミッションの間に、スターターモーターとジェネレーターを、1個のモーターに統合した「ISA」(インテグレーテッド・スターター・オルタネーター)を配置。このISAが加速の際には、電動ターボの役割を果たし、加速をアシスト。減速時には、バッテリーにエネルギーを回収することで、燃費性能を引き上げている。

モデルデビュー時点で、ほかに「CLS350d 4MATIC」と「CLS400d 4MATIC」の直列6気筒ディーゼルが設定された。

《森脇稔》

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