【WTCC】2017年シーズン終了…ホンダ勢はタイトル獲得ならず

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ホンダ・シビック勢のタイトル獲得はならなかった(#86 グエリエリ、#5 ミケリス)。
ホンダ・シビック勢のタイトル獲得はならなかった(#86 グエリエリ、#5 ミケリス)。 全 8 枚 拡大写真

2017年のFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)が12月1日開催のカタール大会で全10大会の幕を閉じた。ホンダ勢はタイトル奪取叶わず、ボルボ勢がドライバーズとマニュファクチャラーズの両タイトルを獲得している。

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カタールのロサイル国際サーキットが舞台のシーズン最終大会は、予選~決勝(2レース制)を一日で実施するスケジュール。ホンダワークス勢は予選Q2でドライバーズチャンピオン候補のノルベルト・ミケリスがブレーキトラブルに見舞われるなど、タイトル争い最終局面で厳しい状況に陥ってしまう。ミケリスは予選11位。僚友のエステバン・グエリエリがQ2~Q3と連続トップでポールポジションを獲得し、ミケリスもQ1はトップ通過だっただけに、残念さの度合いも大きい(道上龍は13位)。

予選1~10位がQ2順位のリバースグリッドとなる決勝オープニングレース、ワークスシビックの3騎は10~13番グリッドからのスタートで、ミケリス9位、グエリエリ10位、道上14位という順位でゴール。続くメインレースではグエリエリがポール・トゥ・ウインを飾るが、ミケリスは11番グリッド発進から上位進出を果たせず8位に終わる(道上10位)。

この結果、ミケリスのドライバーズタイトル獲得はならず、ホンダの4年ぶりとなるマニュファクチャラーズタイトル獲得も実現しなかった。2017年のWTCCドライバーズチャンピオンの座にはボルボのテッド・ビョークが就き、マニュファクチャラーズチャンピオンにもボルボが輝いている。ボルボは最終大会にかつてのWTCC王者イヴァン・ミュラーを起用するなど、王座獲得に向けての執念が実る格好ともなった。

シーズンを振り返ってみれば、ホンダにとって痛かったのは中国大会での全車失格と、本来のエースであるティアゴ・モンテイロがテスト中のアクシデントの影響で後半4大会を欠場するかたちになったことだろう。そうして順調さを欠いた展開のなか、最後には勝負どころでミケリスをトラブルが襲うという、やや自滅的にも見える流れになってしまった。実に惜しい逸冠だった。

初のWTCCフル参戦だった道上は、マカオ大会のオープニングレースでの3位が決勝自己最高位、ドライバーズランキング14位でシーズンを終了した。道上は「シーズン後半にはマシンにも慣れ、自分なりの走らせ方が好結果を生むようになってきていたので、最後(最終大会)はもう少しいい結果で終わりたかったですが、フリープラクティスであまり走れなかったことが最後まで響いてしまいましたね」とカタール大会を振り返りつつ、「今シーズンのこの貴重な経験を今後に活かしていきたいと思っています。1年間、ご声援ありがとうございました」と語っている。

WTCCの来季2018年シーズンに関しては規定変更やシリーズ再編の可能性が話題になるなど、まだ不透明な部分も小さくはない概況だが、秋には恒例の日本大会がツインリンクもてぎで開催される予定となっている。

《遠藤俊幸》

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