テスラ モデル3 用のバッテリーセル…パナソニック【エコプロ2017】

自動車 ビジネス 企業動向
パナソニックのブースに並べられていた同社のクルマ用バッテリー。左端は鉛酸バッテリー。その右隣が18650リチウムイオンバッテリーセルだ。
パナソニックのブースに並べられていた同社のクルマ用バッテリー。左端は鉛酸バッテリー。その右隣が18650リチウムイオンバッテリーセルだ。 全 3 枚 拡大写真

エコプロのパナソニックブースでは、スマートハウスやスマートタウンなど近未来のエコで快適な暮らしづくりを提案。その一角にクルマ用のバッテリーの進化を紹介しているコーナーもあった。と、ここで見慣れないリチウムイオンバッテリーを発見。説明員に聞くと、テスラ・モデル3に搭載されている2170と規格のバッテリーセルだと言う。

【画像全3枚】

「ギガファクトリーでは現在フル稼働で生産しています。もっとも、工場内にはまだスペースの余裕があるので、将来的には生産ラインを増やして、さらに増産できる予定です」。

米国ネバダ州に建設されテスラモーターズとパナソニックが共同経営する、バッテリーの生産工場ギガファクトリーでは、今年1月にテスラの家庭用蓄電池であるパワーウォール用に2170バッテリーの生産を開始。そして6月からはモデル3用にも供給するために増産し、目下フル稼働中なのだとか。

詳しいスペックは教えてもらえなかったが、新しいリチウムイオンバッテリー2170は、従来の18650と比べ容量がおよそ2倍にまで高められているそうだ。そもそも18650はノートPCなどに使うためのバッテリーなのに対し、2170はEV用に最適化されたもの。コストと性能の両方を改善することが期待できる。さらにパナソニックならではの信頼性の高さも見逃せない。

パナソニック製バッテリーの品質の高さは、膨大な量を組み合せてEVを完成させたテスラが証明している。バッテリーの性能にバラつきがあれば、優れたセルの性能も発揮することなどできないのだ。

テスラの優れたバッテリーマネージメントと組み合わされることにより、EVとしての魅力を高めるパナソニックのリチウムイオンバッテリー。これをテスラに独占させておくのは、どうかと思う。日本のEVベンチャーにも広く対応していってくれることも期待したい。

《高根英幸》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産は復活できるか? 『スカイライン』新型がいよいよ登場!…土曜ニュースランキング
  2. ホンダ『CB400スーパーフォア』販売の出足は快調だが、試乗では?…9月のモーターサイクル記事ベスト5
  3. バイクの収納もスタイリッシュに、「ブラック物置」2つの新モデルが発売
  4. トヨタ『カローラスポーツ』次期型はどうなる? 5ドアハッチバックを残す理由
  5. 【メルセデスベンツ CLA 新型試乗】走りの醍醐味を持った、マルチに使えるパフォーマンスセダン…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  3. TSMC第二工場隣接地で半導体クラスター支援プロジェクト、熊本で「NEX.PT」始動…永井運送
  4. 【ホンダ スーパーワン】CMFで“刺激”表現、『N-ONE e:』との同時開発だからこそできた差別化とは
  5. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
ランキングをもっと見る