「出雲の風景」を車内にも…一畑電車、新型7000系電車の車内装飾を計画

鉄道 企業動向
10月14日から営業運行に入っている「棚田」をモチーフにしたデハ7003。
10月14日から営業運行に入っている「棚田」をモチーフにしたデハ7003。 全 5 枚 拡大写真

島根県の一畑電車は12月12日、2016年から導入している新型電車7000系に車内装飾を施すことを明らかにした。

7000系は、JR四国7000系をベースに、JR西日本225系の電気機器を組み合わせて製造された電車で、一畑電車としては、前身の一畑電気鉄道を含めて86年ぶりとなる新造車となった。

2017年度中までに4両が導入される計画で、現在は3両が運用に入っている。外観は「出雲の風景」をテーマにしたラッピングが施されており、デハ7001は「出雲大社御本殿」、デハ7002は「宍道湖」、デハ7003は「棚田」、デハ7004は「三瓶山(さんべさん)」をモチーフにしている。

今回は、車内にそれぞれのモチーフに合わせた装飾を施すことになり、合わせて島根県の観光キャラクター「しまねっこ」のオブジェも設置するとしている。

竣工は4両目のデハ7004が営業運行に入る2018年3月上旬を予定している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. 今年の「鈴鹿8耐」は新モデルの日本初披露が目白押し!? 話題のネオレトロバイクも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る