島根県の一畑電車は12月12日、2016年から導入している新型電車7000系に車内装飾を施すことを明らかにした。
7000系は、JR四国7000系をベースに、JR西日本225系の電気機器を組み合わせて製造された電車で、一畑電車としては、前身の一畑電気鉄道を含めて86年ぶりとなる新造車となった。
2017年度中までに4両が導入される計画で、現在は3両が運用に入っている。外観は「出雲の風景」をテーマにしたラッピングが施されており、デハ7001は「出雲大社御本殿」、デハ7002は「宍道湖」、デハ7003は「棚田」、デハ7004は「三瓶山(さんべさん)」をモチーフにしている。
今回は、車内にそれぞれのモチーフに合わせた装飾を施すことになり、合わせて島根県の観光キャラクター「しまねっこ」のオブジェも設置するとしている。
竣工は4両目のデハ7004が営業運行に入る2018年3月上旬を予定している。