スズキ スペーシア/スペーシアカスタム 新型は「N-BOX へのチャレンジャーとして…」鈴木社長

自動車 ニューモデル 新型車
スズキ 新型スペーシアと鈴木俊宏社長
スズキ 新型スペーシアと鈴木俊宏社長 全 4 枚 拡大写真

スズキは12月14日、軽乗用車『スペーシア』を2013年2月以来4年10か月ぶりに全面改良し、同日発売すると発表した。スタイリッシュな『スペーシアカスタム』を含むシリーズの月間販売計画は1万2000台に設定している。

軽自動車用の新プラットフォーム「ハーテクト」による軽量化やバッテリー性能などを高めたマイルドハイブリッドシステムを全車に採用、燃費性能は最高値でクラストップレベルの30.0km/リットル(JC08モード)を確保した。価格は133万円台から190万円台。

安全装備「スズキセーフティサポート」を充実させ、軽自動車では初となる後退時の衝突被害軽減ブレーキサポートシステムや、フロントウインドウに道路標識などをカラー表示するディスプレイを採用した。後退時の衝突被害軽減ブレーキは10km/h以下での走行時に、4m以内の障害物に反応して作動する。リヤバンパーに埋め込んだ4個のソナーで障害物を検知する。

旧型車がホンダやダイハツのライバル車に比べて、小ぶりに見えやすかったという弱点への対策も打った。車体の全高を50mm高くし、大きく見えやすいデザインを採用、旧モデルより一見して大型化した印象を与える外観とした。

都内で開いた発表会で鈴木俊宏社長は「スズキの自信作であり、快適なハイトワゴンをもっと楽しく、もっとワクワクするクルマにした。そのためには安全性能が大前提であり、安全技術はふんだんに盛り込んだ」とアピールした。軽ハイトワゴンのカテゴリーではホンダの『N-BOX』が圧倒的な強さを見せているが、この点については「われわれはチャレンジャー。お客様に使っていただけるハイトワゴンとして、一歩でもN-BOXの足元に及ぶようになればと思っている」とコメントした。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
  5. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る