メルセデス・ベンツ日本は12月14日、メルセデスAMG『E43』などのエアサスペンションに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、メルセデスAMG『GLC43 4M』。メルセデスAMG「GLC43 4M C」、メルセデスAMG『E43 4マチック』、メルセデスAMG「E43 4M SW」、メルセデスAMG「E63S 4M+」の5車種で、2017年4月10日~9月19日に輸入された600台。
フロントエアサスペンションのエアベローズが製造不適切なため、走行時の振動等により固定金具(サポートリング)が外れ、エアベローズが破損することがある。そのため、警告灯が点灯するとともに車体が傾き、最悪の場合、走行安定性を損なうおそれがある。
改善措置として、全車両、エアサスペンションの製造番号を確認し、該当する場合はエアサスペンションを良品へ交換する。
不具合は23件発生、事故は起きていない。市場からの報告およびドイツ本社からの情報により届け出た。