横断者が突然現れる---自転車ですり抜け横断の女児、対向車線側でバスと衝突

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手前の車線が渋滞で流れが滞っているため、「大丈夫」と判断して横断を開始したところ、流れていた対向車線側で事故に巻き込まれるというもの。事故の形態としては「ショートカット横断」で、クルマ側にしてみれば「横断者が突然現れる」という状態になるため、危険度は増している。

☆☆☆

18日午後5時40分ごろ、大阪府堺市美原区内の府道で、自転車で道路を横断していた女児と、交差進行してきた路線バスが衝突する事故が起きた。女児は軽傷。すり抜け横断が原因とみられている。

大阪府警・黒山署によると、現場は堺市美原区南余部付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。10歳の女児が乗る自転車は渋滞の車列をすり抜けるようにして横断。対向車線側へ出たところ、左方向から交差進行してきた路線バスと衝突した。

衝突によって自転車は転倒。女児は近くの病院へ収容されたが、打撲などの軽傷を負った。バスの乗客乗員ケガはなく、警察は運転していた39歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

警察では自転車側の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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