お年玉、妥当な金額はいくらか? 親子間で8000円の差

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子どものお年玉(総額)で親が妥当と思う金額・子どもが欲しいと思う金額
子どものお年玉(総額)で親が妥当と思う金額・子どもが欲しいと思う金額 全 6 枚 拡大写真

 お年玉について、親が妥当だと考える金額と子どもが欲しいと思う金額に約8,000円の差があることが、三井住友カードの調査からわかった。使い道では、親の58.0%は「貯金」を希望しているが、子どもの60.1%が「おもちゃ・ゲーム」に使いたいと回答し、違いがみられた。

 「お年玉に関する親子意識調査」は、全国の小学生の子どもを持つ男女300名を対象に、インターネット調査を実施。調査期間は2017年11月22日から12月4日まで。一部の質問は、子どもを対象としている。

 調査によると、親が妥当だと考えるお年玉の金額は平均12,969円、子どもが欲しがっている金額は平均20,978円。その差額は8,009円となっている。親がお年玉(総額)で妥当だと思う金額の割合をみると、「5,000円以下」が38.1%、「5,000円~1万円」が31.9%、「1万円~2万円」が13.6%、「2万円~3万円」が12.1%、「3万円以上」が4.3%。一方、子どもが欲しいと思うお年玉の総額は、「5,000円~1万円」30.1%がもっとも多く、ついで「5,000円以下」が23.9%、「2万円~3万円」17.3%、「3万円以上」15.5%、「1万円~2万円」13.3%の順だった。

 また、親の40.0%が子どものお年玉を「多い」と感じており、「普通」が37.7%。「少ない」は22.3%にとどまっている。

 お年玉の使い道について、親は「貯金」してほしいという回答が58.0%を占めた。そのほか、「本人(子ども)が欲しいもの」24.7%、「本」13.7%。子どもは「おもちゃ・ゲーム」に使いたいという回答が60.1%、「貯金」19.6%、「本」5.4%となっており、お年玉の使い方に親と子の意識の違いがみられた。

 子どものお小遣いを管理している人を聞くと、「本人(子ども)」が72.5%ともっとも多く、ついで「母親」20.4%だった。子どものうちから金融教育が「必要」と考えている親は95.1%を占めたが、32.7%が「行っていない」、45.0%が「ほとんど行っていない(お小遣い管理程度)」と回答。その理由については、53.6%が「教えるのはまだ早い」と考えていた。

 三井住友カードはCSR活動の一環として、スマートフォンアプリ「ハロまね~親子で学ぶ、こどものお金管理~」をリリースしている。小学生向けの無料アプリ(Android 4.4以降、iOS9.0以降に対応)で、「お小遣い帳機能」「銀行機能」「お手伝い機能」の3つの機能を備えている。お年玉の浪費を防ぐためにも、お年玉をもらうタイミングに合わせて、親子で子どものお金管理について考えてほしいという。

【年末年始】お年玉、妥当なのはいくら?親子間で8千円差

《黄金崎綾乃》

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