機械航空女子シンポジウム…固定されたイメージや先入観が多い 12月26日

航空 企業動向
機械航空女子シンポジウム
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 名古屋大学大学院工学研究科は2017年12月26日、名古屋大学で「機械航空女子シンポジウム」を開催する。対象は、機械航空分野への進学や就職に関心を持つ中学生以上の女性。各方面で活躍する女性5人が講演するほか、職場見学会やカフェタイムもある。参加無料。事前申込制。

 名古屋大学大学院工学研究科が、日比科学技術振興財団、日本機械学会 Ladies' Association of JSMEとともに開催。日本航空宇宙学会中部支部が協賛し、トヨタ女性技術者育成基金が協力する。

 「機械」「工学」「エンジニア」は、幅広い仕事がある分野にもかかわらず、固定されたイメージや先入観を持つ女子生徒が少なくないことから、この分野で活躍する女性から話を聞く機会を設ける。対象は、大学の機械航空系学科への進学、機会航空系分野への就職に関心がある中学生以上の女性。機械航空系以外の理系分野に興味がある女子生徒、名古屋大学以外の大学志望者も参加できる。

 当日は、名古屋大学や九州大学の女性教授、トヨタ自動車やJALの女性エンジニアが登壇。講演を通して、仕事内容やその魅力などを語る。少人数でコーヒーや紅茶、季節のお菓子を囲みながら、講演者と直接話ができるカフェタイムもある。

 参加者の希望で4グループにわかれて職場見学会も実施。名古屋大学の女性助教4人がプレゼンターを務め、研究室を案内し、参加者の質問に対応する。希望者は、子育て中の教職員・学生のためのコワーキングスペースのミニ見学会にも参加できる。

 参加無料。定員は先着100名。保護者も参加可。部分的な参加も大歓迎だという。申込みは、名古屋大学Webサイトの申込受付フォームから受け付けている。

機械航空女子シンポジウム
日時:2017年12月26日(火)13:30~17:30
会場:名古屋大学 坂田・平田ホール
対象:機械航空分野への進学や就職に関心を持つ中学生以上の女性
定員:100名(先着順)
参加費:無料
申込方法:Webサイトの申込受付フォームより

名古屋大「機械航空女子シンポジウム」12/26

《奥山直美》

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