VW ゴルフ EV、需要に対応して増産…生産能力を倍増へ

エコカー EV
フォルクスワーゲン e-ゴルフ の2017年モデル
フォルクスワーゲン e-ゴルフ の2017年モデル 全 5 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは12月19日、ドイツ・ドレスデン工場において、『e-ゴルフ』を増産すると発表した。

e-ゴルフは、『ゴルフ』をベースにした市販EV。2014年に発売された。最新の2017年モデルでは、EVパワートレインをアップデートしている。

モーターは最大出力136hp、最大トルク29.6kgmへ性能アップ。従来比で、20hp、2kgmの強化にあたる。この効果で、0~100km/h加速9.6秒、最高速150km/h(リミッター作動)の動力性能を発揮。最高速は従来よりも、10km/h引き上げられた。

バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量を24.2kWhから35.8kWhに大容量化。1回の充電での航続は、190kmから300kmへ、およそ6割も高めている。

今回、フォルクスワーゲンは、ドイツ・ドレスデン工場においてe-ゴルフの増産体制を敷くと発表。これは、e-ゴルフに対する需要に応えるのが目的。2018年3月から、シフトをひとつ加えて、2シフト制に移行。1日あたりのe-ゴルフの生産能力を、35台から70台へ倍増させる、としている。

《森脇稔》

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