愛媛県と伊予鉄道が包括連携協定…サイクルトレインの運行なども視野に

鉄道 企業動向
12月26日に行なわれた締結式で協定書を交わした、愛媛県の中村時広知事(右)と伊予鉄道の清水一郎社長(左)。
12月26日に行なわれた締結式で協定書を交わした、愛媛県の中村時広知事(右)と伊予鉄道の清水一郎社長(左)。 全 1 枚 拡大写真

愛媛県と伊予鉄道は12月26日、「愛媛県と伊予鉄道株式会社との包括連携協定」を締結したと発表した。

この協定は「愛媛県と伊予鉄道の双方が保有する資源やノウハウ等を活用することで、地域の安全・安心・魅力を高め、県民サービスの向上を図る」とするもので、災害時の対応や観光振興、県民サービスの向上といった連携事項が盛り込まれている。

具体的な取組みとしては、伊予鉄道の駅や電車・バスにおけるバリアフリー化の推進、松山市内線での英語表記・アナウンスの推進、サイクルトレインの運行などが挙げられており、愛媛県内の小学1年生が年間で土休日の伊予鉄道に乗り降り自由となる「IYOTETSU小学1年生パスポート」を継続発行し、愛媛県内の公共交通に対する関心や認知度の向上も図るとしている。

なお、バリアフリー化に関しては、伊予鉄道の創業130周年を機に、松山市の道後温泉駅で施工されており、12月22日にリニューアルオープンの記念式典が行なわれている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
  2. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  3. レクサス『RX』米2026年モデルに「アピアランスパッケージ」新設定
  4. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る