朝一番ののぞみが最大、29日新幹線の帰省ラッシュ混雑

鉄道 企業動向
今年の年末も指定席予約は満席状態
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年末を控え、帰省ラッシュが始まっている。東海道新幹線下り線の29日指定席は満席、30日分もすでにほぼ満席状態で、引き続き混雑が予想される。

事前の予約状況などから混雑のピークが29日と予想された東海道新幹線。自由席乗車率は同日17時現在で最大190%。のぞみ1号(東京駅6時発・博多駅10時52分着)、朝一番列車だった。東京駅を出発した時点から混雑があったが、名古屋駅で乗客がさらに増えて190%を記録した。乗車率190%は、在来線平日の通勤ラッシュと変わらない厳しさだ。

東京駅始発の同最大乗車率は150%。のぞみ475号(東京駅14時03分発・岡山駅18時19分着)だった。

「指定席は満席状態で、乗車率は軒並み100%を超えているので、特定の時間帯というより、終日混み合っている」(同社広報担当)

また、JR東日本による東北、上越、北陸の各新幹線の指摘席はほぼ満席。29日17時現在の東京駅自由席乗車率は次の通り。
・東北(13時台、14時台のやまびこ)…150%
・上越(13時40分以降のすべての列車)…100%
・北陸(はくたか564号 13時42分発・金沢駅18時24分着)…150%

明日も座席指定の取れない利用者が、自由席に座席を求めるため、帰省による乗車率が多少変動したとしても体感は変わらないようだ。

《中島みなみ》

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