ロンドンの“ドリフトタクシー”は680bhpV8搭載…『キングスマン:ゴールデン・サークル』

モータースポーツ/エンタメ 映画
『キングスマン:ゴールデン・サークル』 (c) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
『キングスマン:ゴールデン・サークル』 (c) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation 全 6 枚 拡大写真

表の顔はロンドンの高級テーラー、実はスパイ機関「キングスマン」……。アクション映画『キングスマン』の続編、『キングスマン:ゴールデン・サークル』が5日に公開される。キングスマンは謎の敵により壊滅、生き残った主人公はアメリカのスパイ組織「ステイツマン」と組む。

序盤のカーチェイスで主人公のエグジー(演:タロン・エガートン)は、車内で殺し屋を相手に死闘を演じる。「アクションは前作よりクレイジーだ」とエガートン。「だが、設定というか仕掛けという点で、マシューは新しいことをやっているよ」という。

前作に続いて監督・製作・脚本を担当したマシュー・ヴォーンは、アクションシーンについて前作のリピートにはならない、という。「違ったものになる。頭は爆発しないよ」。前作では教会でのノンストップ殺戮シーンが話題になった。とはいえ、キングマンならではの“クレイジーネス”は不足していないようだ。

ヴォーンはスタントやアクションについて、ギリギリできるところまでこだわった。製作のアダム・ボーリングは「カーチェイスはすごかった。けっこう長い尺を実際にロンドンで撮影した。このために“ドリフトタクシー”をわざわざ作ったんだ」と明かす。

さらに視覚効果のスーパーバイザー、スティーブン・ワーナーは「マシューは、キングスマンの乗るタクシーをドリフト・レーシングカーみたいに走らせたかった。そのための車を一から作らなければならなかったんだ。ボディはロンドンタクシーのオリジナル、それをカスタムシャシーに載せて、エンジンはシボレーのV8、680bhpだ」と解説する。

「スタントマンは楽しんでたみたいだね」とワーナー。

《高木啓》

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