ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは1月3日、2017年の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、15万4602台。前年比は4.2%減と、引き続き落ち込む。
セダン系では、スポーツセダンの『TLX』が、3万4846台を販売。前年比は6.2%減と減少傾向。『ILX』も1万1757台にとどまり、前年比は19.5%減と2桁のマイナス。最上級車の『RLX』(日本名:ホンダ『レジェンド』)は1237台。前年比は16.3%減と、引き続き減少する。
SUVでは、大幅改良を受けた2017年モデルを投入した『MDX』が、前年比1.1%減の5万4886台。『RDX』は5万1295台。前年比は2%減と、マイナスに転じた。
スポーツカーでは『NSX』が581台。前年比は116%増と大きく伸びる。
アキュラ部門のジョン・イケダ副社長は、「SUVのRDXの販売の力強さが、デトロイトモーターショー2018で初公開する次期型プロトタイプの大きな基盤になる」と語っている。