新成人123万人、8年で連続構成比が1%下回る

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新成人人口および総人口に占める割合の推移
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 総務省統計局は、平成30年1月1日現在の「新成人」と「戌(いぬ)年生まれ」の人口を発表した。新成人の人口は123万人で、総人口に占める割合は8年連続で1%を下回った。戌年生まれの人口は十二支の中でもっとも少ない976万人だった。

 総務省の人口推計によると、平成29年1~12月の1年間に新たに成人に達した人口は、前年(平成28年)と同じ123万人。男女別では、男性63万人、女性60万人。女性100人に対する男性の数(人口性比)は105.5%となっている。

 新成人人口について、人口推計を開始した昭和43年からの推移をみると、第1次ベビーブーム(昭和22~24年)世代の昭和24年生まれが成人に達した昭和45年の246万人をピークに減少。昭和50年代後半から再び増加したのち、平成7年から減少傾向が続いている。

 平成30年の新成人人口が総人口に占める割合は前年と同じ0.97%。総人口に占める割合は8年連続で1%を下回っている。さらに、国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、今後も新成人人口は減少傾向で推移し、平成37年(2025年)には110万人を下回ると見込まれている。

 一方、平成30年1月1日現在の戌年生まれの人口は976万人で、総人口1億2,660万人に占める割合は7.7%。男女別では、男性は475万人、女性は502万人と、女性が男性より27万人多くなっている。

 総人口を十二支別にみると、丑(うし)年生まれが1,097万人ともっとも多く、子(ね)年1,081万人、未(ひつじ)年1,076万人と続いている。戌年生まれは12番目で、十二支でもっとも少ない。

 戌年生まれの人口を出生年別にみると、昭和45年生まれ(平成30年に48歳になる人)が189万人ともっとも多い。このほか、昭和33年生まれ(同60歳になる人)154万人、昭和57年生まれ(同36歳になる人)150万人、昭和21年生まれ(同72歳になる人)140万人、平成6年生まれ(同24歳になる人)126万人、平成18年生まれ(同12歳になる人)108万人などと続いている。

新成人123万人、8年連続1%下回る…戌年生まれは976万人

《奥山直美》

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