ヴァレオ、「スマートフォンは生活の一部」…CES 2018でクルマとスマホが繋がる生活を強調

自動車 テクノロジー ネット
ヴァレオ プレスカンファレンス(CES 2018)
ヴァレオ プレスカンファレンス(CES 2018) 全 5 枚 拡大写真

1月8日(太平洋時間)、米国ラスベガスでは世界最大の家庭用電化製品の展示会「CES 2018」の開幕を翌日に控え、マンダレイ・ベイ・ホテルではメディア向けのカンファレンスが行われた。

フランスの自動車サプライヤー、ヴァレオは、自動運転技術に欠かせないセンサー類などを主に生産している。カンファレンスでは、ヴァレオ・ノースアメリカのチーフ・テクニカル・オフィサーであるJames Schwyn氏が登壇。ヴァレオのビジョンを紹介した。

ヴァレオは「3つの自動車革命(3 Automotive Revolutions)」と名付け、「電動化」「デジタルモビリティ」「自動運転」の3つを紹介。中でも「デジタルモビリティ=スマートフォンとモビリティの連携」に力を入れた紹介が行われ、Schwyn氏は「スマートフォンが我々の生活の一部になっている」と強調。終始スマートフォンを片手にカンファレンスは進められた。紹介された技術はバレー・パーキング(クルマが無人で駐車場所を探し駐車する技術)のような目新しい技術ではなかったものの、ヴァレオはこれらの操作がスマートフォンから手軽にできることを動画の中で実生活に例えて紹介。スマートフォンとクルマの連携が強固なものになることをオーディエンスに印象付けた。

スマートフォンが本格的に普及し始めておよそ10年。そういった意味では、今後の10年で人々の生活がどのように変化するのか想像するのは難しいかもしれない。それでもヴァレオは、スマホ(またはスマホのような新しいデバイス)が常に人とともにあり、それがクルマと繋がることでより生活が便利になる。そういったビジョンを描いていることが伝わる発表であった。

《関 航介》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  10. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
ランキングをもっと見る