全国軽自動車協会連合会は1月9日、2017年12月および2017年(1~12月)の小型二輪車(251cc~)新車販売台数を発表した。
●カワサキ、Z900RS効果で4年ぶりのシェアトップ 12月
12月の小型二輪車新車販売台数は前年同月比9.4%増の4807台で、3か月ぶりのプラスとなった。
ブランド別では、カワサキが同141.8%増の1110台で3か月ぶりのプラス。『Z900RS』投入による大幅増で、4年ぶりにシェアトップとなった。
ホンダは同12.7%減の858台で3か月連続のマイナス。ヤマハも同22.7%減の483台で2か月ぶりのマイナスとなった。スズキも同7.1%減の276台で2か月連続のマイナス。輸入車などのその他は同1.7%増の2189台で2か月ぶりのプラスだった。
●ホンダ、3年ぶりのシェアトップ 2017年
2017年の小型二輪車新車販売は、前年比1.7%増の6万4003台で、3年ぶりのプラスとなった。
ブランド別では、ホンダが同16.4%増の1万3734台と4年ぶりに前年実績を上回り、3年ぶりにシェアトップとなった。
2位ヤマハは同5.5%減の1万2159台で、2年連続のマイナス。カワサキは同11.4%増の1万0300台で3年ぶりのプラス。スズキは同8.3%減の5276台で、2年ぶりに前年を下回った。輸入車などのその他は同3.1%減の2万2534台で、2年ぶりのマイナスだった。