電動車椅子 WHILL Model CiがCES 2018ベスト・イノベーション受賞

自動車 ニューモデル モビリティ
WHILL『WHILL Model Ci』
WHILL『WHILL Model Ci』 全 1 枚 拡大写真

WHILL(米国カリフォルニア州)は「CES 2018」に、米国向けモデルのパーソナルモビリティ『WHILL Model Ci(ウィル・モデル・シーアイ)』を出展し、「Accessible Tech」部門で「Best of Innovation Award」を受賞した。

今回のCES 2018でお披露目されたCiは、日本市場向けに2017年4月に発表した普及価格帯モデル「C」の米国向けモデル。Cと同様、車載性や収納性を高める分解機能に加え、通信回線搭載によるカスタマーサービスの提供が可能だ。

「CES Innovation Awards」は、28の製品分野において、注目すべき製品を複数表彰するもので、製品の品質、デザインの美しさ、ユーザーに提供する価値、製品仕様の独自性と新しさ、競合製品に比べての革新性という評価基準で審査される。「Best of Innovation Award」は、「CES Innovation Awards」の中でも、各製品分野で最も優れた製品に贈られる賞で、ウィル モデル シーアイの革新的なデザイン、操作性、小回り性能、iPhoneアプリによる遠隔操作機能、カスタマーサービスにIoTを活用した点などが高く評価された。

CiはCES2018での出展を皮切りに、米国の総合リハビリ事業大手のNational Seating and Mobility社や車椅子やスクーターのレンタル大手のScootaround社、福祉用具のオンライン販売を行うSpinlife社などの代理店を通じて米国で販売開始する。

《平川 亮》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る