【スーパーフォーミュラ】2018年は全戦で「2スペックタイヤ制」を実施…レースの魅力をさらにアップ

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写真は昨年の2スペック制レースでのソフトタイヤ(赤い帯が目印)。
写真は昨年の2スペック制レースでのソフトタイヤ(赤い帯が目印)。 全 5 枚 拡大写真

11日、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)のシリーズ運営団体「JRP」は、今季2018年のシリーズを全戦「2スペックタイヤ制」で実施すると発表した。戦略の幅が広がること等により、レースの魅力をさらに向上させることが狙い。

SFでは2016年からワンメイクタイヤ供給を実施しているヨコハマの協力のもと、これまでも16年に1戦、17年には2戦でドライ路面用タイヤの2スペック制を実施してきた。運用時は通常のシーズンタイヤを「ミディアム」とし、それに「ソフト」(サイドウォールの赤い帯が目印)を加えて2スペック化、決勝では両スペック使用義務を原則とするなどした。実施実績の手応えの良さを得て、今季18年は全戦で2スペック制を敢行する(今季の運用細則は今後発表)。

戦略の幅が広がることにより、コース上でのオーバーテイクやバトルシーンの増加につながることが期待される。今季のSFは現行のワンメイクシャシー「SF14」で戦われる最終年で、新型車「SF19」導入予定の来季と比べれば話題の量が少ない面もあるだけに、今回の決定はシリーズ活性化という意味で有形無形の好影響を与えそうだ。

今季のSFは4月21~22日に鈴鹿サーキットで開幕し、全7戦開催予定となっている。

また、開幕戦鈴鹿は今年も日本特殊陶業株式会社が冠スポンサーを務め、「2018 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」として実施されることが鈴鹿サーキットの運営会社「モビリティランド」から11日に発表されている。

《遠藤俊幸》

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