STIで進化したスバル VIZIVパフォーマンス、やはり市販予告か…オートサロン2018

自動車 ニューモデル モーターショー
スバルVIZIVパフォーマンスSTIコンセプト
スバルVIZIVパフォーマンスSTIコンセプト 全 11 枚 拡大写真

SUBARU(スバル)ブースの目玉は『VIZIVパフォーマンスSTI』コンセプトだろう。2017年東京モーターショーでお披露目されたスバルの次世代コンセプトカー、「VIZIVパフォーマンス」を市販車と見立ててSTIならではのチューニングを施したというコンセプトカーだ。

【画像全11枚】

先のVIZIVパフォーマンスの発表・展示では、AWD、ターボ、最新のアイサイト搭載といった程度しかスペック情報が公開されず、その外観から次期WRX STIなのではないか(スバルは、次期WRX STIがVIZIVパフォーマンスに似る可能性を示唆している)と言われている。

そんな中、今回のオートサロン2018でVIZIVパフォーマンスのSTI仕様とも呼べるクルマが展示されたので、ますます次期WRX STIの期待が高まる。ブース担当者に聞くも、詳細スペックはやはり語ってくれなかった。

しかし、東京モーターショーのVIZIVパフォーマンスとの外装の違いは説明してくれた。大きな違いはフロントバンパーのエアインテークとリアスポイラーの取り付け方。東京モーターショーモデルでは、バンパーの両サイド部分にインテークがあり空気の流れを作っていたが、より効率を上げるため開口部を前面に集中させ、両サイドのインテークは廃止された。

エッジ部分は空気の流れが外側を回り込む傾向があるため、ここの穴はあまり効果が期待できなかったという。穴をふさいで流れをよくして空力を上げた方がよいという判断だ。

もうひとつの違いは、リアスポイラーとトランクリッドの取り付け部分の間にパーツをかませてスポイラーの位置が少し上がっている。これも空力対策の一環のようだが、ひょっとするとドライバーからのミラーごしの後方視界がよくなっているかもしれない。

3つめはサイドシルスポイラーだ。STIオリジナルのものが追加されている。

STIがすでにVIZIVベースでエアロパーツを開発(?)しているところを見ると、やはり次期WRX STIは本当にVIZIVパフォーマンスなのかもしれない。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  3. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  4. 特装車メーカー「トノックス」、超小型モビリティ「クロスケ」など展示へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る