ホンダのハイブリッドセダン『インサイト』が、およそ4年ぶりの復活を果たした。3代目となる新型は、『シビック』の上に位置する5名乗りのミドルサイズセダンとなる。デトロイトモーターショーで公開されたプロトタイプの姿を写真で紹介する。
ボディサイズ同様に、そのデザインもシビックと『アコード』の中間をとったような印象。セダンでありながらハッチバックのように独立したトランクを持たない(ように見える)シルエットは、シビックセダンに共通するイメージだ。
ハイブリッドパワートレインは、2モーターハイブリッドシステムを搭載。1.5リットル直列4気筒ガソリン「アトキンソンサイクル」エンジンに、2個のモーター、リチウムイオンバッテリーを組み合わせる。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、複合モードで21.2km/リットルを超える見通しだ。
先進運転支援システム(ADAS)が充実しているのも新型の特徴となる。「ホンダ・センシング」は、常にミリ波レーダーと「単眼カメラ」によって状況を認識し、ドライバーをサポート。プロトタイプには、衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)、ロードデパーチャーミティゲーション、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、レーンキーピングアシスト、道路標識認識機能などを搭載する。