NTTドコモは、マイカーリースやレンタカー事業者など、車両管理する法人向けに、専用通信型ドライブレコーダーを車両に設置することで車両状態の確認、事故や盗難時に必要な情報をリアルタイムに通知するなど、車両へメッセージ送信が可能なサービスを2月1日から提供する。
新しいサービス「ドコモ ドライバーズサポート」は、車両の現在位置確認や走行距離の確認、あらかじめ登録したエリアを車両が通過したタイミングに通知する機能、車両にテキストでメッセージを送信する機能などがある。また、ドライブレコーダーのボタンを長押しすることで映像を保存して管理会社へ通知するほか、交通事故など、強い衝撃を受けると映像の管理会社への送信など、通信を活用することでリアルタイムに管理会社へ通知する6つの機能を持つ。これらのサービスを1台あたり月額300円で提供する。通信型ドライブレコーダーは3万5000円(消費税別途)。
マイカーリース事業者はこれまで、長期間利用客向けの法定点検の入庫依頼はハガキで対応している。新サービスでは「メッセージ送信」を利用することで、顧客が情報を確認したことを確認でき、再送などの手間をかけずに通知することが可能となる。
また、レンタカー事業者では、営業所付近など、あらかじめ登録したエリアを車両が通過したタイミングに管理会社へ通知する「エリア通知」によって、顧客の返却のタイミングを事前に把握、業務の効率化に活用できる。
新サービスは1月17日から19日まで東京ビッグサイトで開催される「第6回コネクテッドカー・EXPO(オートモーティブワールド2018)」のドコモブースに展示する。