トヨタ北米生産、3年ぶりの200万台割れ 2017年

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トヨタの米国ケンタッキー工場で量産が開始された新型カムリ
トヨタの米国ケンタッキー工場で量産が開始された新型カムリ 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国部門は、2017年の北米における生産実績を公表した。総生産台数は、3年ぶりに200万台を下回る198万3723台。前年比は6.6%減とマイナスに転じた。

トヨタの北米工場のうち、主にセダンを組み立てるケンタッキー工場は2017年、42万0553台を生産。前年比は16%減と後退した。主力の『カムリ』が前年比13.7%減の31万6272台と、新型の生産開始が2017年後半だった影響で落ち込む。

SUVの生産拠点のインディアナ工場は2017年、41万2438台を生産。前年比は2.6%増とプラスを維持した。主力の中型SUV、『ハイランダー』が、前年比14.8%増の25万5612台と、引き続き伸びる。

ピックアップトラックの生産拠点のテキサス工場では2017年、26万6723台がラインオフ。前年比は1.9%増だった。『タコマ』が1.6%増の12万9955台、『タンドラ』が2.2%増の13万6768台と、ともに前年実績を上回った。

また、カナダ工場は2017年、57万1535台を生産。前年比は5%減とマイナスに転じた。『RAV4』が、前年比1.1%減の24万7633台と後退している。

《森脇稔》

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