メルセデスAMG「53」、Eクラスにも高性能48VマイルドHV…デトロイトモーターショー2018で公開

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メルセデスAMG・E53 4MATIC+クーペ(デトロイトモーターショー2018)
メルセデスAMG・E53 4MATIC+クーペ(デトロイトモーターショー2018) 全 9 枚 拡大写真

メルセデスベンツの高性能部門、メルセデスAMGは、米国で開催中のデトロイトモーターショー2018において、『Eクラス クーペ』と『Eクラス カブリオレ』の「53 4MATIC+」を初公開した。

メルセデスAMGは現在、上級車種を中心に、「43」と「63」シリーズを設定。デトロイトモーターショー2018で初公開された53 4MATIC+は、43と63の間に位置づけられる新たな高性能モデルシリーズとなる。

53シリーズでは、パワートレーンにマイルドハイブリッドを採用。新開発のマイルドハイブリッドシステムは、「EQブースト・スターター・オルタネーター」と呼ばれるもの。EQブースト・スターター・オルタネーターは、スターターモーターとオルタネーターを強力なモーターに内蔵し、排気量3.0リットルの直列6気筒ガソリンターボエンジンと9速ATの「9Gトロニック」の間にレイアウト。48Vの電装システムも採用する。そして、走行状況に応じて、自動的にエンジンのオン/オフを行い、燃費や排出ガス性能を引き上げる。

エンジンスペックは最大出力が435hp、最大トルクが53kgm。ブースト機能を備えており、アクセルを踏み込めば、モーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクをタイムラグなしで引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。

動力性能は、0~100km/h加速が4.4秒(クーペ)/4.5秒(カブリオレ)、最高速は250km/h(リミッター作動)。ドライバーパッケージでは、リミッターが解除され、最高速は270km/hに引き上げることが可能。このマイルドハイブリッドシステムを搭載する両『Eクラス』の53 4MATIC+は、欧州複合モード燃費が11.8~11.9km/リットル、CO2排出量が200~201g/kmとなる。

《森脇稔》

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