新開発48Vマイルドハイブリッド、シェフラーが発表…デトロイトモーターショー2018

自動車 ニューモデル モーターショー
シェフラーのプレスカンファレンス(デトロイトモーターショー2018)
シェフラーのプレスカンファレンス(デトロイトモーターショー2018) 全 4 枚 拡大写真

シェフラーは、米国で開催中のデトロイトモーターショー2018において、新開発の48Vマイルドハイブリッドシステムを発表した。

画像:シェフラーのブース(デトロイトモーターショー2018)

シェフラーは現行のパワートレーンを電動化する際のコスト重視のソリューションとして、48Vシステムを開発。スタータジェネレータの代わりに、48Vシステムがベルトを介して、エンジンのクランクシャフトに接続。シェフラーは次世代の車両でも、この48V電気モーターをエンジンとトランスミッションのユニットやアクスルに統合していく方針。

48Vシステムでは、必要なパワー出力を備えた電気モーターと充分な容量のバッテリーを使用。これにより、高速走行時では、エンジンを停止してもコースティング(慣性走行)を可能にする。

さらに、燃料消費量の大幅な削減に加えて、減速時に生成されるエネルギーをより効果的に回収。例えば、得られた電力を、電気を使って加熱できる触媒コンバーターの作動に利用できるため、現在の法規制値を大きく下回るCO2排出量を実現できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  3. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  4. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  5. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る