凍結路面でスリップしたバイクの運転者、対向トラックにはねられ重体

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先週、関東地方を襲った大雪。路面に残っていた雪も徐々に溶け始めているが、日陰になっている部分は凍結した氷と化してしつこく残っていたりもする。そんな残雪に乗り上げたことで発生したとみられるバイク転倒事故で高校生が重体となった。

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30日午前8時ごろ、茨城県阿見町内の県道を走行していた原付バイクが転倒。路上に投げ出された運転者の男子高校生が対向してきたトラックと衝突する事故が起きた。高校生は重体。警察はトラック運転者から事情を聞いている。

茨城県警・牛久署によると、現場は阿見町中央付近で片側1車線の直線区間。同町内に在住する16歳の男子高校生が運転するバイクは走行中に転倒。バイクごと対向車線側へ滑走したところ、直後に対向車線を順走してきたトラックにはねられた。

高校生は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などで意識不明の重体。トラックを運転していた常総市内に在住する41歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い区間。高校生のバイクが走っていた側の車線は路面の一部が凍結していた。警察では凍結路面でスリップしたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場周辺のうち、日当たりの良い場所には残雪が無かったものの、建物の陰となる部分にはまだ雪が残っていたという。車道の路肩寄りを走っていたバイクはこうした雪に乗り上げることでスリップに至ったようだ。

《石田真一》

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