メルセデスベンツは1月29日、新電動ブランド「EQ」の最初の市販車、『EQC』の生産を、2019年からドイツと中国で開始すると発表した。
EQは、メルセデスベンツが新たに立ち上げた電動化に特化したブランド。その市販モデル第一弾となるEQ Cはコンセプトカー、『ジェネレーションEQ』がベースとなる。ジェネレーションEQは、メルセデスベンツ『GLEクーペ』や『GLCクーペ』と同様、SUVクーペとしてデザインされている。
ジェネレーションEQは、2個の強力なモーターを搭載。最大出力408hp、最大トルク71.4kgmを引き出す。このパワフルなモーターのおかげで、0~100km/h加速5秒以下の性能を発揮する。二次電池は、蓄電容量70kWhの大容量リチウムイオンバッテリー。1回の充電での航続は、最大500km。
メルセデスベンツはこのEQCの生産を、2019年からドイツ・ブレーメン工場と、ダイムラーと北京汽車(BAIC)の中国北京の新合弁、BBACで行う計画。その後、EQブランドはSUV以外の車種に、ラインナップを拡大していく。