フォルクスワーゲングループに属し、スペインに本拠を置くセアトは1月31日、「クプラ」(CUPRA)ブランドを立ち上げると発表した。その第一弾モデルは、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2018において、初公開される。
クプラは、セアトの主力車種に設定される高性能グレード。2014年には、Cセグメントハッチバックの『レオン』の「レオン・クプラ280」がドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、当時の市販FF車の最速ラップタイム、7分58秒44を記録したのが記憶に新しい。
レオン・クプラ280は、フォルクスワーゲングループの直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」を搭載。『ゴルフR』譲りのこのエンジンは、最大出力280ps、最大トルク35.7kgmと、セアトの市販車としては歴代最強のスペック。0~100km/h加速は5.7秒、最高速は250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを持つ。
スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2018では、独立したブランドとなるクプラの第一弾モデルが初公開される予定。