英国自動車生産、3%減の167万台…日本向け輸出は増加 2017年

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日産の英国サンダーランド工場とキャシュカイ
日産の英国サンダーランド工場とキャシュカイ 全 3 枚 拡大写真

英国自動車工業会(SMMT)は1月31日、2017年の英国における自動車の生産実績を公表した。総生産台数は167万1166台。前年比は3%減とマイナスに転じた。

全生産台数の167万1166台を英国向けと輸出分で分けると、英国向けが33万6628台で、前年比は9.8%減と後退。輸出分も133万4538台にとどまり、前年比は1.1%減と、3年ぶりに前年実績を割り込む。

その輸出に関しては2017年、世界160の市場に向けて出荷。輸出需要は現在、英国の自動車生産の79.9%を占めており、この5年間で最高の比率となった。日本市場には2017年、3万2404台を出荷。前年比は1.9%増と増えた。

英国に生産拠点を置く主要自動車メーカーは、BMWグループのMINIとロールスロイス、ジャガー・ランドローバー、ベントレー、トヨタ、ホンダ、日産など。

英国自動車工業会のマイク・ハウズ最高責任者は、「世界クラスのエンジニアリングと製品、政府の支援、多額の投資が、英国自動車産業を成功に導いた」と述べている。

《森脇稔》

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