パイクスピークに31年ぶりワークス参戦のVW、ルマン勝者を起用

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ロマン・デュマ選手
ロマン・デュマ選手 全 1 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは1月31日、米国で6月に開催されるパイクスピーク国際ヒルクライムに、2016年のルマン24時間耐久レースの優勝ドライバー、ロマン・デュマ選手を起用すると発表した。

フォルクスワーゲンは1987年以来、31年ぶりにパイクスピーク国際ヒルクライムにワークス体制で参戦する計画。新開発のEVレーシングカーを投入し、2016年にリース・ミレン選手が打ち立てたEVによる最速記録、8分57秒118の更新を狙う。

この新型EVレーシングカーのドライバーに、ロマン・デュマ選手を起用することが決定。同選手は、ポルシェのワークスドライバーとして、2016年のルマン24時間耐久レースで総合優勝。また、パイクスピーク国際ヒルクライムでは2014年、2016~2017年と、3度の栄冠を手にしている。

パイクスピーク国際ヒルクライムは、米国コロラドスプリングスで、1916年から開催されており、世界で最も過酷なヒルクライムレースとして知られる。競技は全長20kmのコースを一気に駆け上がり、タイムを競う。標高はスタート地点が2860mで、ゴール地点が4300m。標高差1440m、コーナー数156。内燃機関で駆動する車両は、ゴール付近では標高の高さに起因する酸素不足により、内燃機関搭載車ではパワーが約30%ダウンする。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る