モデリスタ仕立てのノアは、パネルひとつでベッド・ラゲージ・カフェに…ジャパンキャンピングカーショー2018

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モデリスタ NOAH MU CONCEPT(ジャパンキャンピングカーショー2018)
モデリスタ NOAH MU CONCEPT(ジャパンキャンピングカーショー2018) 全 21 枚 拡大写真

「東京オートサロン2018に続いて、NOAH MU CONCEPT イチオシ」とスタッフが語るモデリスタブース。同社は、カスタムカーの祭典に引き続き、キャンピングカー好きにもこのトヨタ『ノア』ベースの「NOAH MU CONCEPT」を最も目立つ位置に置いた。

NOAH MU CONCEPT のMUは、Multi Utility の頭文字から。「普段使いに便利な5人乗りノアを、車中泊もできるモバイルベースに仕立てた」と同社スタッフ。

参考出品としてつくパーツは、LEDシートバックテーブルパネル(ノアMUオリジナル)、グリーンのオリジナルシートカバー、オリジナルLEDライト、3面プロジェクター&スピーカー、クーラーボックス、アクセサリーコンセント&USB など。

「このクルマは3つのモードにチェンジできる。ひとつはラゲージモード、車中泊などで展開させるベッドモード、そしてクルマをとめてゆっくりくつろぐ時間のカフェモード」。

この3モードにクイックに変化させる“肝のパーツ”がマルチベッドキットとスライドボックス。グリーンのマルチベッドキットは、横方向に並べるとベッドモードになり、スライドボックスに収納するとラゲージモードになる。

また、このベッドキットのパネルの下には、折りたたみ式の脚が付いていて、進行方向に並ぶパネルのひとつを持ち上げて、脚を広げると、いままで寝転がっていたベッドの一部がテーブルに早変わりし、カフェモードに。

さらに、思わず「うわっ」と口にしてしまうほど驚くのは、ウッド調のラゲージフロアの下に、クーラーボックスが2個セットされているところ。「バーベキュー用の食材や、釣った魚などをサッとしまって、その上のベッドで寝転んだり、カフェにしてくつろいだり」とスタッフは話す。

「こうしたベッドキットは、既存パーツのアレンジですぐに追加できる。注目してほしいのは、ベッドキットを支える壁面据え付けの機材。ここはすべてモデリスタのオリジナル。この部分を量産化できるまで詰めていけば、市販化できる」。

市販化には1年ほどかかるというが、「こういう演出は、意外と早くできるかも」とスタッフがいうアイテムが、3面プロジェクター&スピーカーシステム。リアゲートのガラス部分と、その両脇に配されたサイドガラスの3枚をプロジェクションウインドウに見立て、プロジェクターから照射されたコンテンツが、3面に映し出されるという仕掛け。

スタッフは来場者に、「キャンプやバーベキューなどでプロジェクターに音楽フェスなどのライブ映像を流したり、車中泊でナイトシアターを楽しんだり。使い方はいろいろ。エンタメ空間を後ろに持ってきたところがおもしろいでしょう」と伝えていた。

《レスポンス編集部》

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