オートキャンプだけではない、キャンピングカーだからできること…ジャパンキャンピングカーショー2018

自動車 ニューモデル モーターショー
JRVAの活動紹介やサービス案内、オートキャンプ可能な施設の紹介も。
JRVAの活動紹介やサービス案内、オートキャンプ可能な施設の紹介も。 全 14 枚 拡大写真

日本RV協会(JRVA)は、キャンピングカービルダー、ディーラーなどが加盟するキャンピングカーの普及活動を行っている団体だ。ジャパンキャンピングカーショー2018の会場にブースを設けて、様々なプロモーションを行った。

JRVAは様々なサポートをしている。加盟企業が販売するキャンピングカーにはJRVAステッカーが貼られ、このステッカーのあるクルマは会員のショップでサポートが受けられる。普通の乗用車よりも大きく重たいケースも少なくないキャンピングカー。こうした万が一のバックアップ体制が整っているのは心強い。

また全国に102か所(2018年1月現在)、JRVA認定の車中泊施設「RVパーク」もオープンしている。電源設備や道中出たごみを処理できる施設や、電源なども取れるのでキャンピングカーを停めて車中泊することができる施設だ。近隣に入浴施設があったり、トイレが24時間利用可能であるなど、条件を満たした施設だけが認定される。キャンピングカー以外のユーザーも要チェックの施設と言えそうだ。今後も続々増えていくとのことなので注目したい。

またキャンピングカーはモビリティであり、車内で生活できる空間としても改めて近年見直されている。JRVAでは東日本大震災や熊本地震の際にキャンピングカーを使った復興支援を行ってきた。衣食住ができる空間で移動可能なキャンピングカーは、様々な可能性を秘めている。そうしたもので災害復興支援も行っている。

すぐ隣では、様々なキャンピングカーで利用可能なキャンプ場の紹介も行われていた。地域の特色と合わせて、まだまだ国内に魅力的なスポットがたくさんあることが分かる。

その一つ、福島県羽鳥湖高原にある温泉複合リゾート施設は、ペットも一緒に楽しめるリゾート施設だ。また森の中にゆったりと確保されたキャンプサイトも自慢の一つ。「首都圏からも近いため、リピーターの方も多くいらっしゃいます。グランピング施設もオープンし、女性の方からもご好評いただいております。羽鳥湖温泉彩光の湯も自慢です。ぜひキャンピングカーユーザーの方にもお立ち寄りいただきたいですね」と渡邉清文支配人は紹介してくださった。

当然のことながら、買って終わりではないキャンピングカー。クルマでの旅行には慣れているキャンピングカーユーザーにとっても、どこへ行くか。何をしに行くか。それを考えることこそがキャンピングカーのある暮らしの醍醐味だろう。この国のくるま旅、そしてキャンピングカーのある文化の広がりも垣間見ることができた、JRVAブースだった。

《中込健太郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  4. 日産『マイクラ』新型は約450万円から、EVに生まれ変わる6代目、9月に英国受注開始
  5. ホンダ『シビック e:HEV』英国モデルの新デザインに好感触! SNSではその価格にも注目が集まっており…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る