ランボルギーニ ウルス 日本初公開…CEO「新しいランボルギーニの時代が始まる」

自動車 ニューモデル 新型車
ランボルギーニ ウルス
ランボルギーニ ウルス 全 14 枚 拡大写真
ランボルギーニは2月6日、都内で初のSUVモデルとなる『ウルス』を日本初公開した。来日したランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEO(最高経営責任者)は「このモデルは私たちの会社にとって新しい領域を示すもので、新しいランボルギーニの時代が始まる」と強調した。

ドメニカリCEOは「ウルスは日常的に使ってもらえるクルマになっている。家族や友人を一緒に乗ってもらうことができる。仕様によって4名または5名が乗車できる。ゴルフバックも2つから3つ載せることができる。また様々なステージで乗ることができる。サーキットでの高速走行を始め、都市部でも安定した走行ができるほか、砂地、デコボコ道でも楽しむことができる」と、同社初のSUVを紹介。

その上で「2017年は売上高、販売台数ともに素晴らしい記録を達成した。日本は販売台数で世界第2位の市場となった。これは我々にとってまだスターティングポイントといえる。素晴らしいチャンスが我々の前に横たわっているともいえる。これからの2年間で世界販売台数を2倍にしたいと考えている。ランボルギーニは今後ますます成長していく」と、ウルスに期待を寄せた。

ランボルギーニのCTO(最高技術責任者)を務めるマウリツィオ・レッジャーニ取締役は「クルマの心臓部であるエンジンは、ランボルギーニとして初めてターボを採用した。新開発のV型8気筒4リットルターボエンジンは最高出力650馬力で、2200回転から最大トルク850Nmを発揮する。これにより非常にエンジンのレスポンスが高く、あらゆる障害を克服することが可能になった」と解説。

さらに「新しいソリューションの採用により車体重量は2.2トンを下回り、クラス最高となるパワーウエイトレシオ3.38kgを実現することに成功した。ウルスはスーパースポーツカーのDNAを受け継ぐだけでなく、スーパーSUVとして他にもマスターピースが必要となり、トルクベクタリング、エアサスペンション、そしてアクティブアンチロールバーを採用した」とも付け加えた。

その上で「ウルスは、0-100km/h加速が3.6秒、最高時速305km、時速100kmからの制動距離が33.7m。こうしたすべてのパラメーターによってウルスが世界最高の性能を示すSUVといえる」と語った。ウルスの日本での価格は2779万9200円で、納車開始は2018年春を予定しているという。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る