GMが赤字転落、オペル売却の影響 2017年通期決算

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米国ミシガン州デトロイト市のGM本社ビル
米国ミシガン州デトロイト市のGM本社ビル 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMは2月6日、2017年の通期(1~12月)決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は1455億8800万ドル(約15兆9635億円)。前年の1491億8400万ドルに対して2.4%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

一方、2017年通期の最終利益は、38億6400万ドル(約4237億円)の赤字。前年の94億2700万ドルの黒字から、赤字に転じた。

赤字となった要因は、欧州部門のオペル/ボクスフォールを2017年、PSAグループに売却した影響。この売却に関する費用を計上したのが大きい。

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「コアビジネスをさらに強化し、引き続き計画を実行していく」と述べている。

《森脇稔》

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