西武の座席指定列車「拝島ライナー」を比較…東武「TJライナー」&京王「京王ライナー」

鉄道 企業動向
西武鉄道40000系
西武鉄道40000系 全 3 枚 拡大写真

西武新宿線系統に走り出す有料座席指定列車「拝島ライナー」。その運用について西武鉄道に聞くと、既存の東武東上線「TJライナー」と、新規で登場する京王電鉄「京王ライナー」とは違った仕込みが見えてきた。

【画像全3枚】

西武鉄道2018年ダイヤ改正の目玉のひとつ、拝島ライナーは、池袋線系統の「S-TRAIN」などで稼働するロング・クロス座席転換対応40000系を使った有料座席指定列車。

平日・土休日にそれぞれ5本、西武新宿→拝島(下りのみ)で運転。運転区間は西武新宿~拝島間で、西武新宿・高田馬場で客を乗せ、小平までノンストップ。小平から拝島までは各駅に停車していく。

指定席料金は、平日のS-TRAINが510円に対し、拝島ライナーは300円。小平~西武立川間の各駅から乗車する場合は指定席料金は不要。

また西武鉄道は、今回のダイヤ改正で、池袋線系統のS-TRAIN 平日ルート(豊洲~所沢)夕方・夜間に、上下各2本を増発。有料座席指定列車を池袋線系統で増発、新宿線系統で新設するかたちで、車両のやりくりはどうなっているのか。

「もともと40000系は川崎重工で8本つくる計画。現在は池袋線系統(S-TRAINなど)で4本が稼働していて、最近、新しい1本が追加で届いている。今回のダイヤ改正までにもう1本入ってきて、新宿線系統で2本を動かして拝島ライナーを走らせる」(西武鉄道)

西武鉄道は3月のダイヤ改正で、計画の8本のうち6本をそろえ、4本でS-TRAINを、2本で拝島ライナーを動かす構え。

三者三様、首都圏有料座席指定列車比較
京王電鉄5000系
西武鉄道の2系統で40000系、東武鉄道東上線で50090型、京王電鉄の2系統で5000系と、首都圏で新しい有料座席指定列車が走る。

三者三様、それぞれを比較してみると、車両の製造元やデザインに違いがある。平日の夕方・夜の時間帯にフォーカスして3社の座席指定列車をみてみると……。

西武鉄道40000系 S-TRAIN 拝島ライナー
製造会社:川崎重工業
編成本数:6本(8本製造予定)
運用など:平日の拝島ライナーは夜下りのみ5本、S-trainは夜上下各5本。
トイレ:あり(小手指車両基地などで処理)

東武鉄道50090型 TJライナー
製造会社:日立製作所(A-train)
編成本数:6本
運用など:平日のTJライナーは、夜下り13本(朝上り2本)。
トイレ:なし

京王電鉄5000系 京王ライナー
製造会社:総合車両製作所 J-TREC(sustina)
編成本数:5本
運用など:平日の京王ライナーは夜下りのみ京王線5本、相模原線5本。
トイレ:なし

この3月、都心から多摩へ、川越へ、相模原へ、首都圏私鉄の有料座席指定列車がそろって出発する。

《レスポンス編集部》

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