ホンダは、フラッグシップモデル『レジェンド』をマイナーモデルチェンジし、2月9日に発売する。
新型レジェンドは内外装デザインを一新。エクステリアはフロントグリルや前後バンパーの意匠を刷新し、よりロー&ワイドで力強い印象を際立たせたほか、リアツインフィニッシャーを採用し、スポーティーな走りを予感させるデザインとした。また、ヘッドライトやテールランプのデザインを変更。先進性かつ存在感のある印象に仕上げた。
インテリアでは、シート形状を大幅に変更し、安心感のあるホールド性と快適性を両立。室内空間はインストルメントパネルを中心にシルバー加飾を変更するとともに、内装のカラーバリエーションを追加することで質感を高めた。またインテリジェントパワーユニット(IPU)の小型化によりトランク容量を13リットル拡大したほか、パワートランクを採用し、使い勝手も向上させた。
走行面では、ボディー、シャシー、制御など細部までチューニングを施し、ハンドリング性能と上質な乗り心地を向上。ドライバーが「意のまま」と感じられるようなクルマとの一体感を実現した。また、ボディー骨格の接着剤塗布範囲を拡大することで剛性感を高め、ダンパー特性などのシャシーセッティングを変更。エンジンと3つのモーターで四輪の駆動力を自在に制御するスポーツハイブリッド SH-AWDをさらに熟成させ、ハンドリング性能と上質な乗り心地を進化させた。
さらに安全運転支援システム「ホンダ センシング」にトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)をホンダ車として初搭載。高速道路などの渋滞時、0km/hから約65km/hまでの速度域で前走車との車間を保ちながら自車の走行車線をキープするよう、アクセル、ブレーキ、ステアリングの操作をアシストし、ドライバーの運転負荷を軽減する。
価格は707万4000円。