あすから春節…中国人の人気渡航先1位はタイ、日本は2位[新聞ウォッチ]

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2018年2月14日付

●経団連、中西氏政権強調を継承、次期会長、経済成長に「全力投球」(読売・10面)

●タクシー、AIが誘導、客多いエリア探して表示 (朝日・6面)

●円高一時107円台、5か月ぶり水準 (朝日・7面)

●春節650万人海外へ、中国人旅行客、1位はタイ、日本2位(毎日・6面)

●メルカリ自転車シェア参入、スマホでレンタル、福岡市で27日から(毎日・6面)

●自動車業界は岐路に、独BMW日本法人社長(東京・6面)

●給与「60歳の崖」緩く、人手不足経験生かす (日経・1面)

●ゴーン氏継続、仕切り直し、ルノーCEOを一転続投へ(日経・13面)

●三菱自、販売子会社を集約、本社機能、従業員の1割営業に (日経・14面)

●ヤマハ発、今期も最高益、純利益1030億円、東南アジアで二輪伸びる (日経・19面)

ひとくちコメント

東南アジアに観光旅行中の友人からLINEで、動画付きのメッセージが入った。「今、ハノイの空港だが、中国人旅行者で大混雑、入国するのに相当時間がかかっている」。なるほど、30秒ほどの送ってもらった動画には、立錐の余地もないほどの混雑ぶり。ベトナムのハノイ空港が長蛇の列なら、タイの空の玄関、バンコクのスワンナプーム空港なども想像に難くない。

あす(2月15日)から中国では春節(旧正月)の大型連休が始まるが、オンライン旅行大手、携程旅行網(シートリップ)などの発表によると、春節の大型連休を利用して海外に旅行する中国人が前年より約6%も多く、その人数は650万人を上回る過去最多になると予測している。

きょうの毎日なども取り上げているが、渡航先の人気ランキングでは、1位は前年に続いてタイ。日本はやはり前年と同じ2位という。記事では「冬の寒さから逃れたい人はタイを、雪景色を楽しみたい人は日本を選択することが一つのスタイルになっている」と分析している。

また、タイと日本以外では3位がはシンガポール、4位はベトナムと続いており、旅慣れた人が増えてきたことで、渡航先の多様化も進んでいるという。

ただ、冬季五輪が開催中の韓国はトップ10から外れているが「外交関係の悪化により中国当局が団体旅行を制限しているため」(毎日)としている。

先日、新宿駅の「バスタ」から高速バスを利用したが、4階の出発フロアの待合室には、外国人の観光客らしい乗客であふれていた。しかも、案内係の女性も中国人。その光景をみてここは本当に東京のど真ん中なのかと、錯覚するほどだった。

《福田俊之》

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