鉄道博物館の新館は7月5日にオープン…入場料金は値上げに

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建設中の新館。手前のE1系新幹線電車は3月14日から公開する。
建設中の新館。手前のE1系新幹線電車は3月14日から公開する。 全 3 枚 拡大写真

2016年から工事が進められてきた鉄道博物館(さいたま市大宮区)の新館が、7月5日にオープンすることになった。2月14日、鉄道博物館とJR東日本が明らかにした。

新館の建設は、鉄道博物館の開館10周年を記念したリニューアルの一環として、本館のリニューアル工事とともに行なわれていたが、当初の計画では、2017年秋のオープンを予定。延床面積約8500平方m、展示面積約4800平方mの地上5階建てで建設されるはずだったが、2016年2月には、建設費の高騰を理由に、延床面積約6000平方m、展示面積約3500平方m(本館の1.3倍相当)の地上4階建てに規模を縮小し、環境負荷低減システムの導入も一部取りやめると発表していた。

新館は本館に隣接しており、体験ゾーンとして1階に「仕事ステーション」、2階に「未来ステーション」とシミュレータホール、3階に「歴史ステーション」をそれぞれ設置。最上階の4階はレストランや展望デッキとなる。

新館のオープンに伴ない入場料金も改訂される。個人の場合、一般は1000円から1300円、小中高生は500円から600円、幼児は200円から300円となる。

なお、昨年12月に搬入されたJR東日本初の2階建て新幹線車両E1系(E153-104)は、新館のオープンに先がけて、3月14日から本館南側(旧てっぱくひろば)駅弁屋横で展示が開始されることになった。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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