ブリヂストンがゴム成分含有の木「グアユール」を商用化へ…イタリア企業と戦略的提携

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組織の中にゴム成分を含む低木、グアユール
組織の中にゴム成分を含む低木、グアユール 全 1 枚 拡大写真

ブリヂストンの米国子会社、ブリヂストン・アメリカスは2月12日、イタリアのベルサリス社との間で、戦略的な提携を結ぶと発表した。

今回の戦略的提携は、グアユールの商用化が目的。グアユールとは、組織の中にゴム成分を含む低木で、米国南西部からメキシコ北部の乾燥地帯が原産。ベルサリス社では、持続可能な環境に貢献する技術開発に取り組んでいる。

この提携は、ブリヂストンのグアユール農業技術や加工プロセス技術における強みと、ベルサリス社の持つ商用化に向けたプロセス構築や市場開拓に関するノウハウを結びつけるもの。両社は共同で、グアユールの商用化に向けた研究開発を推進していく。

具体的には、最新の遺伝子技術を駆使して、より生産性の高いグアユール品種の開発を目指す。さらに、この提携を通して、グアユールの加工技術が米国アリゾナ州のブリヂストングループの研究施設で最適化されることで、グアユール由来の天然ゴムの品質改善や収穫量増加を見込んでいる。

《森脇稔》

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