犬の散歩をしていた高齢女性、横断中にはねられて死亡

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犬の散歩のため、横断歩道や信号機のない場所を徒歩で横断していた高齢女性が乗用車にはねられて死亡した。双方に安全確認の怠りがあったとみられている。

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14日午前8時ごろ、福岡県北九州市門司区内の市道で、徒歩で道路を横断していた高齢女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

福岡県警・門司署によると、現場は北九州市門司区下二十町付近で片側1車線の緩やかなカーブ。横断歩道や信号機は設置されていない。78歳の女性は犬を散歩させるために徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は頭部を強打。意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく死亡した。クルマを運転していた戸畑区内に在住する58歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い区間。約30m離れた場所には横断歩道が設置されていた。警察では双方に安全確認の怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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事故が起きた時間帯は朝の通勤ラッシュに差し掛かっており、交通量は多くなっていたという。信号機は設置されていないものの、近くには横断歩道もあり、ショートカットでの横断が事故につながってしまったようだ。

《石田真一》

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