目指せアルファード!? メルセデス Vクラス 新型に初の「MBUX」搭載へ

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデス Vクラス 改良新型スクープ写真
メルセデス Vクラス 改良新型スクープ写真 全 8 枚 拡大写真

メルセデスベンツ『Vクラス』改良モデルのプロトタイプを、豪雪のスカンジナビアで初めてカメラが捉えた。フェイスリフトで豪華装備の国産高級ミニバンにどこまで迫れるか注目だ。

日本と欧州では、ミニバンへの意識が異なる。日本では近年、トヨタ『アルファード/ヴェルファイア』をを筆頭に、大型高級車的な捉え方をされるモデルも存在するが、欧州では未だ商用車的な見方をされている部分が大きい。そのため、日本の高級ミニバンの豪華なおもてなし装備と比較するとどうしても劣ってしまう。これはVクラスも同じだ。しかし、中国やアジアでの需要の高まりもあり、その意識は変わりつつあるようだ。

改良モデルで修正されるエクステリアは、ヘッドライトのグラフィック、バンパーのエアインテーク形状、そしてこの初期プロトタイプではまだ着手されていないが、テールライトやリアバンパーもリフレッシュされるはずだ。さらにフロントの偽装ネット越しには、存在感を増した大判スリーポインテッド・スターのロゴが透けて見える。

ハイライトは何といってもインテリアだ。先日初公開された『Aクラス』にも採用される、「MBUX」スマートマルチメディアシステムの搭載が濃厚だ。ダッシュマウントされた2つのディスプレイのタッチスクリーンは、iPhoneのように滑らかな反応を見せ、主画面からはドライバーの好みを記憶した多数のコマンドを呼び出すことが可能となっている。この「MBUX」は、市販モデルとしてはVクラスでメルセデスベンツの初めて採用される可能性がある。トリム類の見直しもされ、一気に日本の高級ミニバンと同レベルの豪華装備…とはならないまでも、今後徐々に近づいて行くはずだ。

パワートレインは、160psを発揮する「220d」、187psを発揮する「250d」がキャリオーバーされる見込みで、燃費向上がなされる可能性もあるという。

ワールドプレミアは、2018年秋が有力だ。

◆新エンタメスクープ情報メディア『Spyder7』をチェック!!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る