日産 セレナ e-POWER 開発責任者「ひとつ上のパワートレインになっている」

自動車 ニューモデル 新型車
日産セレナ e-POWER 発表会
日産セレナ e-POWER 発表会 全 8 枚 拡大写真

日産自動車は主力ミニバン『セレナ』に独自の電動パワートレインe-POWER搭載モデルを設定し、3月1日に発売した。価格は296万8920~340万4160円で、ベース車との価格差は約45万円。減税分を差し引くと実質35万円高という設定になっている。

【画像全8枚】

セレナの開発責任者を務める中谷信介チーフビークルエンジニアは「乗っていただくと本当にわかると思う。35万円の値差はある。ひとつ上のパワートレインになっている」と語る。

セレナのe-POWERユニットは、先行搭載した『ノート e-POWER』と基本的には同じものが使われている。だが中谷氏は「モーターの電流値を変えることで最高出力を80kwから100kwに、最大トルクは25.9kgf・mから32.6kgf・mへ、それぞれノートに対して広げている。エンジンの出力も58kWから62kWに見直して、バッテリーの容量も上げている。インバーターも改善しており、全体でノートに対して25%くらい出力が増えるようなチューニングをしている」と明かす。

また「e-POWERはEV(電気自動車)由来のクルマなので、最初の出足とか、EVでの走行レンジやEVで走れる最高速度までのキャパシティはやはり『リーフ』と同じモーターを使っているという部分で、他車に対してこだわって造り込んでいる。走り出しの時の応答性であるとか、加速のリニアリティは負けていない」と、中谷氏は競合他車との優位性を強調。

さらに「ガソリン車に対してもワンランク上のクルマに感じられると思う。エンジンは3気筒だが4気筒よりもひとつ上のパワートレインのような感じになる。少しお値段を頂いているが、これは乗って頂くと違うクルマだなというふうに感じられるのではないか」とも。

セレナ e-POWERは、先行するノート e-POWERにはない機能としてバッテリーだけで走行する「マナーモード」と、マナーモードをフルに活用するために事前に充電しておく「チャージモード」が新たに設定された。

中谷氏は「e-POWERのEV走行レンジを増やすことで静かさという、ミニバンにあった新しいe-POWERの面を感じて頂けるのではと思う」と話していた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロミニ』を北米投入か? 「ベイビー・パジェロ」は新たな武器になる!
  2. ブラバス、創業者の夢を実現した1000馬力V12グランツーリスモ「BODO」発表…最高速360km/h
  3. トヨタ『bZ4X』など4車種4808台にリコール…走行不能となるおそれ
  4. 『GT-R』生産終了記念、「NISSAN GT-R BE@RBRICK 100% & 400%」…ミッドナイトパープルの限定デザインで7月2日発売
  5. 東京都心:大手町・丸の内・有楽町に自動運転バス 6月23日運行開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. LFPは規制面でも優位へ。2036年に向けた日本勢の針路…KPMGコンサルティング 轟木光氏[インタビュー]
  2. 車載カメラで心拍数を遠隔監視、ドライバー監視システムの新機能を発表…スマートアイ
  3. タイヤは「管理する時代」へ…ダンロップが提案するフリート運用の新常識
  4. 日立製作所、製造業向けAIエージェント「品質ナレッジシステム」開発…トラブル対応事例の検索時間を約9割削減
  5. ボッシュ、ヒューマノイド向け需要拡大でロボティクス事業を強化
ランキングをもっと見る