BMW X4 新型、デジタル化を進めたSUVクーペ…ジュネーブモーターショー2018

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BMW X4新型(ジュネーブモーターショー2018) (c) Getty Images
BMW X4新型(ジュネーブモーターショー2018) (c) Getty Images 全 16 枚 拡大写真

BMWは3月6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018において、新型『X4』を初公開した。

初代X4は、『X6』に続いて登場したBMWのスポーツ・アクティビティ・クーペ。新型は2世代目モデル。新型X4のフロントマスクは、先にデビューした新型『X3』に準じるデザイン。大型のキドニーグリルやツインヘッドライトを採用。すべてのライトには、LED技術が標準で組み込まれる。クーペスタイルのルーフラインは、新型にも受け継がれた。

欧州仕様車は発売当初から、ガソリンとディーゼルの両エンジンを設定。ガソリンのエントリーグレードが、「xDrive20i」。2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力184hp/6500rpm、最大トルク29.6kgm/1350~4250rpmを発生。トランスミッションは8速ステップトロニック。0~100km/h加速8.3秒、最高速215km/hの性能を発揮する。

新型X4では、BMWコネクテッドのデジタルサービスを通じてインテリジェント・ネットワークに接続され、車両とユーザーのデジタルワールドを結び付ける。このデジタルサービスは、オープン・モビリティ・クラウドによってスマートフォンやスマートウォッチなどのデバイスを通じて、新型X4への接続が可能。これによって、シームレスなネットワークが実現する。このサービスはドライバーごとにパーソナライズされ、ドライバーの状況に即したインテリジェントな運用が行われる。

BMWコネクテッドで新型X4と接続できるデバイスは、アップルの「iOS」やグーグルの「アンドロイド」を搭載したスマートフォンだけでなく、「アップルウォッチ」などのスマートデバイス、アマゾン「エコー」が含まれる。アマゾン「エコー・アレクサ」を利用して、自宅から音声操作で新型X4の燃料残量を確認したり、リモートサービスによって車両をロックしたり、空調システムを起動したりすることが可能になる。

《森脇稔》

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